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# お知らせ

docomo R&D OPEN LAB ODAIBA開業。施設の全容を公開

最新の通信環境を活⽤したものづくり・サービス開発を⾏う企業との協業拠点としてオープンしたdocomo R&D OPEN LAB ODAIBA。今回は、本施設の使い方や設備環境について、NTTドコモ R&Dイノベーション本部クロステック開発部 長野 孝亮さんにご紹介いただきます。

2023.06.08

アクセス抜群。東京テレポート駅から徒歩3分の好立地

docomo R&D OPEN LAB ODAIBA(以下、OPEN LAB ODAIBA)は台場フロンティアビル12階にあり、お台場海浜公園駅から徒歩1分、東京テレポート駅から徒歩3分です。

また、東京テレポート駅には「TOKYO BRT」が直結しており、さらにお台場海浜公園駅には「お台場レインボーバス」が運行しているため、品川駅港南口から20分程度と都心からもアクセスしやすい立地にあります。

入口のエレベータを使用するにはQRコードの発行が必要となりますので、専用のwebサイトから会員登録を実施の上、ご来館下さい。
webサイトURL:https://app.docomo-openlab.jp

エレベータで12階まで上がると、OPEN LAB ODAIBAに到着です。

施設を区切る2つのゾーン

それでは早速、施設の様子をご紹介していきたいと思います。

docomo R&D OPEN LAB ODAIBAは「ラボゾーン」と「プロジェクトゾーン」の2つのゾーンで構成されています。

ラボゾーン – 3つのエリア

ラボゾーンは3つのエリア「BRIDGE」「FOREST」「PARK」で構成されています。

BRIDGE エリア – イベントスペースを完備。実験フィールドとしても最適の広々空間

BRIDGEエリアに入るとまずは受付です。

受付を抜けるとイベントスペースです。こちらでは常駐のコンシェルジュが対応します。物品の貸し出しや会議室を予約される際にはこちらへお越しください。

受付を抜けるとイベントスペースです。

こちらは120人程度を収容できるイベントスペース。

中央のスクリーンは全長横幅約8.0 m、高さ約2.2mの大型LEDモニターが用意されています。

こちらのスペースには備えつけの配信用カメラが設置されているため、会場の模様をリアルタイムでライブストリーミングでき、web会議やYoutube配信が可能です。

さらにスクリーンではアートコンテンツがお楽しみいただけます。
来館者の方が投げたプロンプトに対してAIがリアルタイムで画像を生成し、スクリーンに映し出すというちょっとしたエンタメコンテンツをご用意していますので、ぜひ一度お試しください。

このエリアはイベントにも十分な広さがあるほか、イベント時以外は実験フィールドとしてご活用いただけます。

エリア内のどこでも電源が取れるよう、床の至る所にコンセントが設置されているほか、天井レールからもコンセントの確保が可能です。

IoT機器を用いたデータ収集など、ロボットや機材を利用した実験もしやすい環境になっており、もちろんWi-Fiも完備。

作業環境として一人用の座席のご用意もされており、通常業務などのシーンでお使いいただけます。

窓からはお台場の絶景が一望できるため、リフレッシュにも最適です。

FORESTエリア – シチュエーションに合わせて利用可能な会議室

続いてはFORESTエリアです。

BRIDGEエリアとPARKエリアを結ぶ場所に位置しており、全7室の会議室が並んでいます。受付にて利用予約が可能です。

12人ほどが入れる中会議室が4部屋、6人ほどが利用できる小会議室が3部屋あり、モニターやホワイトボードなどの用意がございます。

さらに中会議室は連結可能となっており、最大60名程度が収容可能の大きな会議室としても利用可能です。

PARKエリア – リラックスできる作業空間

PARKエリアは全体的にゆったりとリラックスしながら作業ができる空間になっています。

イベントスペースはBRIDGEエリアよりもカジュアルな雰囲気になっており、イベント時以外はコワーキングスペースとしてご利用いただけます。

さらにリラックススペースも用意しています。

仕事の合間の休憩や飲食、さらにリラックスした環境で作業をしたい方に最適な空間になっています。

モニターが設置された個人作業用の座席もありますので、オンラインミーティングや集中して作業したい時にはこちらをご利用ください。

デモスペース-開発作品を展示。ラボで生まれたアイデアを形に

ラボゾーンには展示スペースを用意しております。

ラボで生まれたさまざまなアイデアをデモ展示として公開し、利用者様同士でアイデアを共有できる環境を用意しました。

期間限定の展示スペースとなりますので、皆様ぜひご活用ください。

プロジェクトゾーン – 長期での開発にも。パートナー会員限定の貸し出し実験室

ラボゾーンの外、PARKエリアからエレベーターホールを挟んで向かいにはプロジェクトゾーンがあります。

こちらはパートナー会員様限定で有償での貸し出しが可能な実験室となっています。

約20平米の部屋が3部屋、約60平米の大部屋が2部屋の全5部屋のプロジェクトルームがあり、長期での貸し出しに対応しております。

こちらでは大型の機器を使った長期での開発が可能です。

貸し出しを行っておりますので、重たい機材を持ち込むことなく、お手軽に実験頂ける環境を提供しております。

さらに、NTTドコモならではの点として、5GSA(Standalone方式)が入っていますので、5Gを使った実証実験も可能です。
こちらはプロジェクトルームのみではなく全エリアでご利用が可能ですので、ぜひご活用ください。
※5GSAとは、5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と、5G基地局を組み合わせて通信をする最新の通信方式

出展:https://www.docomo.ne.jp/service/5g_sa/

複数の研究開発拠点のハブへ。

お台場にはdocomo R&D OPEN LAB ODAIBAだけでなく、日本でも有数の研究開発施設が点在しています。

産業技術総合研究所臨海副都心センター

人工知能研究及びバイオ・製造技術との融合研究に係る国際的な産学官連携による中核研究拠点です。

東京都立産業技術センター

都内中小企業への技術的な支援を行い、都内中小企業の振興を図り、都民生活の向上に寄与することを目的としています。

docomo XR Studio

NTTコノキューが提供するXR専用撮影スタジオがあり、ここではXRコンテンツでの利用が期待されるボリュメトリックビデオの撮影が可能です。

さらに、MaaSなどの自動運転技術の実験をお台場で実施していたトヨタ社は、「スポーツ」「モビリティ」「サステナビリティ」をコンセプトとした多目的アリーナを2025年頃の建設を予定しています。
出典:https://www.alvark-tokyo.jp/a_arena/ 

NTTドコモとしてもお台場に一つの拠点を構えることで、これらの施設ともゆるやかに連携し、テクノロジーの社会実装を推進していきたいと考えております。

お台場でお待ちしています。

お台場を拠点として、開発者の皆さんとよりフラットな関係でオープンに発信できるLABを作っていきたいと考えていますので、ぜひ一度お越しください!

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