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# お知らせ

ここからはじめる、次の未来。
docomo R&D OPEN LAB ODAIBA開業記念インタビュー

最新の通信環境を活用したものづくり・サービス開発を行う企業との協業拠点として開業したdocomo R&D OPEN LAB ODAIBA。開業の背景や今後の展望を本施設のプロデュースを手がけたNTTドコモ R&Dイノベーション本部 クロステック開発部 和田 充史氏、山崎 光司氏、奥田 絢香氏が語ります。

2023.06.08

よりオープンに、ものづくりを促進する場所を目指して。

ー早速ですが、docomo R&D OPEN LAB ODAIBA(以下、OPEN LAB ODAIBA)設立の背景についてお伺いさせていただけますでしょうか。

クロステック開発部 和田 充史氏

和田氏:
この施設を作った理由として、エンジニアやデベロッパーの方が自由に出入りできて、ディスカッションやハッカソン、勉強会を開催できるオープンスペースをNTTドコモ(以下、ドコモ)として用意したいと考えていました。

私たちのチームはこれまでデベロッパーコミュニティの運営に携わっていましたが、コロナ禍以降はやむを得ずオンライン主体の活動が続いていました。

しかしオンラインでの取り組みはコミュニケーションが活性化しませんし、雑談や意見交換が求められる開発コミュニティには不向きです。

今後、開発コミュニティを盛り上げていくためにも、やはりオフラインで集まってデベロッパーの皆様が意見交換したり創作活動ができる施設を用意したいと考えていたことが、オープンラボ設立の背景となります。

受注者・発注者の関係性を超え、新しいものを創りたい。

クロステック開発部 山崎 光司氏

山崎氏:
ドコモは珍しくR&D部門を自社で保有する通信キャリアですが、今まで様々な技術的挑戦を、多くのデベロッパーの皆様の協力のもと実現してきました。

新しいものを創る場合、日本の商習慣的には「発注者 対 受注者」といった上下的な関係になりがちですが、対等で活発な意見交換ができる関係でないと優れたものは生まれません。

お互いに思い描く未来を見据えながら、フラットな関係性でデベロッパーの皆さまを巻き込んでいくことが理想だと考え、それを実現するためにこの施設を用意しました。

ドコモはこれからもデベロッパーの皆様と新しい未来を創っていきたいですし、この施設を通じて、皆様とオープンにコラボレーションしていきたいと思っています。

デベロッパーコミュニティに何を提供できるか?を考え抜く。

ー広く開かれた環境を提供していくとのことでしたが、実際にはどのような利用イメージでしょうか?

和田氏:エンジニアの方々が自主的に集まり、共に学び、交流し、ものづくりに取り組む。そういった利用イメージを描いています。

機能面で言えば、勉強会やハッカソンなどのイベントを開催することも出来ますし、施設には映像配信設備も整っているので、YouTubeのリアルタイム配信で全国にイベントの様子を放送することも出来ます。イベントスペースは100人程度が収容できる広さを確保しました。

また、”ドコモならでは”の点を申し上げますと5GSA(Standalone)が入っているので、5Gを使った実証実験も可能です。
※5GSAとは、5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と、5G基地局を組み合わせて通信をする最新の通信方式

出典:https://www.docomo.ne.jp/service/5g_sa/

実験フィールドとして活用できる施設を。

クロステック開発部 奥田 絢香氏

ー自由にイベントが開催できることに加えて、実験環境としても提供されているということでしょうか?

奥田氏:
最新の通信環境が整っているので、この施設全体を実験フィールドとして使って頂くことも可能です。

例えば「広域×5G」といったテーマでVRやARコンテンツを制作する際には、実証テストの場として広い場所と最新の通信環境が必要になります。

本施設では広いスペースがありますし、デバイス機材なども揃っているので開発作業もここで行っていただいて構いません。

外部の方を呼んでユーザビリティテストを行ってもらうことも可能です。

オープンスペースだけでなく、開発チーム専用に貸し出せるプロジェクトルームも用意しています。

施設として「小さく始めてみる」を後押し。

和田氏:
オープンラボで後押ししたいのは、とにかく「小さくてもいいから、まず始めてみること」です。

いきなり「ビジネス化、商用化を目指して開発しましょう」とメッセージしてしまうと、利用のハードルがものすごく高くなってしまいますし、技術的な発想に制限をかけてしまうことになりかねません。

この施設では、エンジニアの皆様と小さいところから手を動かしながら0→1を創って、その1が少しずつ育ってくれればいいなと考えてます。

そうやってドコモだけじゃなく、社内外の垣根を超えて技術力を高め、皆様と切磋琢磨しながら新しい知見を得ることができる場所にしていきたいと考えてます。

テクノロジー特区? お台場の隠れた魅力と選定理由

和田氏:
あまり知られていないのですが、お台場は東京都と連携しやすく街を絡めた実証実験がしやすいエリアなんです。

窓から見える景色

Digital Innovation City」構想もありますし、ベイエリアは技術的チャレンジが東京都から推奨されているため、デベロッパーにとって社会実装が身近に出来るエリアだと思います。

山崎氏:
お台場には産総研や、都立科学産業技術研究所もあり、スタートアップ支援を始め新しいものをつくることに積極的です。

加えて5GのフィールドテストやMaaSなどの自動運転技術もお台場で実証テストが行われており、いわゆるテクノロジー特区的な使い方をされています。

そこに我々が拠点を構えて、この施設から更に一歩広げて街全体でコラボレーションする構想を持っています。

自由に、面白い人たちと、面白いことを。

ー今後の展望として、どんな施設にしていきたいと考えていますか?

和田氏:
開発コミュニティが主体となってイベントを開催してもらって、自主的・自立的に盛り上がっている場所にしていきたいですね。

オープンラボに行けば面白い人たちもいて、面白いコト・モノが続々と生まれている。そんな心躍る場所にしていきたいと思ってます。

奥田氏:
ドコモの既存事業と全く関係のない領域の開発も大歓迎です。

通信は本質的には点と点を繋げているだけなので、通信の上にどのような付加価値を構築していくかが弊社にも問われています。

だからこそ領域に拘らずチャレンジしていくべきですし、あらゆる方向にアンテナを張って置く必要があります。

ドコモにとっても開発者コミュニティの盛り上がりを支援し、伴走しながら貢献できることを探していきたいと思いますし、だからこそ、垣根を作らずオープンに人やアイデアが交錯する場所として、この施設をdocomo R&D OPEN LAB ODAIBAと名付けました。

最後に、読者の皆様へメッセージ

ーそれでは最後にデベロッパーの方にメッセージをお願いします。

和田氏:
気軽にご活用いただいて、OPEN LAB ODAIBAをより良く、面白くしていくアイデアをいただければ幸いです。

奥田氏:
ドコモとしてもデベロッパーの皆様向けにイベントを企画して、楽しそうに開発している姿を外部に発信していけたら、自然と皆様にも「行ってみようかな」と思っていただけるのかなと考えてます。

これから面白い企画やイベント、コンテンツを積極的にやっていきたいなと思っておりますので、ぜひご参加ください。

山崎氏:
ドコモはデベロッパーの皆様と二人三脚でR&Dのアイデアの種を実際に具現化していくチャレンジに沢山挑戦してきました。

そしてこれからもそう在りたいと思ってます。

この施設で生まれた新しいアイデア、コト、モノを、デベロッパーの皆様と協力して社会に発信して行ければと思います。

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